スポーツ障害 「ウォームアップとクールダウン」 スポーツ障害・外傷は犬山駅前の山田接骨院
2013-01-22 13:05
山田接骨院
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ウォームアップとは文字通り体を温めて、メインの練習や試合に備える準備段階での運動のことを言います。

このウォームアップは車でいうとエンジンを温めている状態で、よりよい動きができるため、そしてケガを予防するために必要不可欠なものです。

ウォームアップはさまざまな効果がありますが、覚えておいてほしいものをいくつかご紹介しますね。

1) 体温・筋温を上昇させ、柔軟性を高める

運動をすることで体温や筋温(筋肉の温度)が上昇し、柔軟性が高まります。

また関節の可動域(関節の動く範囲)をより大きくすることが出来ます。

2) 血流をよくして運動できる体にする

運動開始からしばらくすると呼吸数や量、心拍数など酸素を体に取り込む量が増えていきます。

運動時に安定して動けるようになるにはタイムラグが発生するため(数分程度)、あらかじめ体を動かしておくことでより多くの酸素を取り込みながら動けるようになります。

3) 神経の働きをよくする

ウォームアップは脳の中枢神経をより活発化させ、運動したときの神経系の反応を高める効果があります。

また体温・筋温の上昇は神経の伝達速度を高め、運動の命令を素早く筋肉へ伝えて動かすことが出来ます。

4) 心理的な準備

運動を始めるとアドレナリン量が多くなり中枢神経を刺激して、運動に対する心理的な準備が整います。

 

ストレッチには息を吐きながらゆっくりと時間をかけて伸ばす静的ストレッチと、ブラジル体操などのように動きながらその関節の可動範囲を広げるように行う動的ストレッチがあります。

ウォームアップのときは出来るだけ多くの時間を動的ストレッチに費やすようにしましょう。

もちろん静的ストレッチも必要に応じて行っても構いませんが、基本は立って軽めに行うようにします。

上の写真は立って、各自で、腿上げをしているところです。

これからメインの運動に入る前の動的ストレッチの一つで、股関節の可動範囲を広げるにもいい準備運動です(立位、動的ストレッチ)。

 

どうですか?

意外と知られていないウォームアップのときに効果的なストレッチ方法。

グランドに座ってじっくりストレッチをする時間が長かった選手もいるのではないでしょうか。

時間をかけて伸ばすストレッチはウォームアップというよりはクールダウンに適しています。

運動前の準備、さぁこれから試合!というときは心身ともに試合モードにするためにも、立って、自分で動きながら柔軟性を高めていくようにしましょう!

 




 

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