ケガを予防するためにできることと聞くと、どういったことを思い浮かべるでしょう?
「ケガは防ぎようがない」と考える人もいるかもしれません。
ケガには大きく2つのパターンが考えられます。
まず1つは「スポーツ外傷」とよばれる突発的なケガです。
ボールや人とぶつかった衝撃や転倒、打撲などケガをした原因がわかっているものです。
もう1つは「スポーツ障害」とよばれるケガです。
こちらは一回の動作で痛みが起こることは少なく、続けているうちにだんだん痛くなってきたものなどです。
疲労によるもの、オーバーワークによるもの、フォームそのものに原因が考えられるものなどがあります。
突発的なケガについては、防ぎようのないものもありますが、ケガの多くは自分で予防することが可能です。
肉離れをしないために筋肉の柔軟性を高める。
捻挫をしないために関節周辺のトレーニングを行う。
関節を痛めないために正しいフォームを身につける。
疲労回復のためのケアを行うといったことです。
筋力・筋の柔軟性・持久力・バランス・関節の柔らかさなど、自分の体を理解し、良いところはもっとレベルアップを目指し、足りないところはしっかりと補うといったことを心がけるようにしましょう。